さて、前回は、不労所得を得ているカナダの金持ち父さんの話をしました。
今回は、不労所得を得る方法についてお話します。
ベストセラー本「金持ち父さん貧乏父さん」では、不労所得を得るために不動産投資を勧めています。
たとえば、マンションを購入して人に貸すことで、家賃収入が定期的に入ってくる仕組みです。
たしかに、これって昔からある定番の不労所得だと思います。
前回紹介したカナダ人のおっさんも、これで稼いでいました。
でも、不動産投資を行うには資金がいりますよね!?1千万とか2千万とか。
そんなお金、普通ありません(^_^;)
あったとしても、失敗してパアになるリスクは十分あります。
ちょっとハードルが高いです。
それより、私がおすすめするのは、ネットから不労所得を得る方法です。
代表的なのがアフィリエイト。
簡単にいうと、商品を紹介することで報酬を得るビジネスです。
たとえば、以下のような方法です。
ホームページ(またはブログ)の運営
私は現在、10個のホームページを運営していますが、そこに広告を貼ることで収入を得ています。
管理が大変そうに思うかもしれませんが、ある程度記事を書いてしまえば、たいして更新をしなくても、ほったらかしで収入が入ってくるようになります。(特にホームページだったら、月1回の更新でも大丈夫です。)
毎日、多くの人が検索エンジン経由で私のサイトを訪れ、記事を読み、広告をクリックし、何かしらの商品を買っていきます。
その報酬が私の銀行口座に振り込まれるわけです。
ある程度ほったらかしで収入が入るという意味では、これも一種の不労所得でしょう。
しかも、不動産と違って、元手がかかりません。
せいぜい費用はサーバー代ドメイン代で、年間3千円くらい。それでいて、年間数百万円の収入を生み出してくれるのです。
ホリエモンが「アフィリエイトは、元手がかからないし、 それでいて定期的な売上が上がる理想的なビジネスだ」と言っていましたが、まさにその通りです。
まあ、ただ、収入が安定しないことが欠点ではあります。
ホームページのアクセス数って、更新頻度に関わらず、増えたり減ったりすることがあります。
たとえば、先月まではアクセスが10万人あったのに、今月になって5万人に下がるとか、よくあることです。
アクセス数が減れば当然、収入も減ります。
ほんと厄介です。
・・この欠点を補えるのが、メルマガなんですが。
メルマガ発行
メールマガジンを発行し、メール内に広告リンクを貼れば、広告報酬を得ることができます。
たとえば、あなたがダイエットに関するメルマガに発行し、その中でダイエット商品を紹介して、読者が購入すれば、あなたに報酬が入ります。
メルマガの利点は、ホームページと違って、読者数が安定していること。
ホームページの場合、検索エンジンのご機嫌によって、読者が増えたり減ったりしますが、メルマガの場合は、いったんメールアドレスを取得してしまえば、登録解除されない限り、読者が減ることはありません。
読者の数が一定数いれば、あとは、きちんとメルマガを書き、商品を紹介すれば、安定した収入を得ることができます。
「でも、毎日メルマガを書かないといけないから、不労所得ではないのでは?」
鋭いご意見です。
たしかに、ホームページと違って、メルマガはある程度頻繁に書かないといけません。でないと、読者が離れてしまうので。
ただ、メルマガには、自動でメールを送れる「ステップメール」という機能があって、これをうまく利用すれば、ほったらかしにできます。
たとえば、メルマガに登録してから1日目はダイエット基礎知識のメール、2日目は食事についてのメール、3日目は運動についてのメール、そして4日目でダイエット商品紹介のメール、という風に、自動的にメールを送ることができるんです。
そういう仕組みを作れば、メルマガで不労所得を得ることはできます。
以上のように、
ホームページ・ブログ・メルマガといった自分の媒体をもてば、ネットから不労所得を生み出すことは可能です。
もちろん、誰でも楽して稼げるようになるとは言いませんが、不動産などに比べて、圧倒的にハードルが低いです。
ゼロからスタートできて、万が一失敗しても借金を抱えることはありません。
「金持ち父さん」が出版された当時は、まだネット黎明期だったので、不動産投資がベストだったのでしょうが、2014年現在でしたら、間違いなくネットビジネスでしょうね。